カラーセレクト私的考察

KYOU

2010年04月04日 19:22



どうも、今日で7連勤目でグロッキーなKYOUです。
んで、すでに酔っ払いなのでちょいと難しい話でも書いてみます。


「このカラーじゃないと釣れない!!」

「今日のアタリカラーはこれ!!」


なんてフレーズ、よく耳にしますよね??
でもそれって本当なんでしょうか??


自分が思うに本当でもあり嘘でもあるのですが・・・。


まず大前提として、、、
『ルアーの色は、魚がルアーを口にするかしないかの決定的な要素ではない!?』
という事。。。


例えば日本人なら、、、主食である米が何の説明もなくレインボーカラーで提供されたら恐くて口にできませんよね??
「これ、、、米?? おかしくないか???」
って感じで。
同じくチャートカラーの特上カルビなんかも無理ですよね・・・。
しかし、それが提供された後ある程度情報を集めれば(与えられれば)最終的にそれが米である(特上カルビである)と判断して恐る恐る口に入れる事はできるでしょう。


しかし魚類は人間のように大脳が進化していないので殆ど本能で生きているようなものです。
すなわち、人間のように複数の要素を絡めて総合的に判断して次に起こす行動を決定するといった複雑なプロセスを辿ってはいないという事。


空腹の魚が目の前を通ったルアーを喰わないのは単純に、
『恐い』
とか、
『喰えない』
といった本能的な【感覚】によるものでしょう。


実際ワーム等に良くある単色系の、
「どチャート」
とか、
「ピンク」
「グロー」
なんていう、ベイトとなり得る生物とはかけ離れた色でも魚は普通に釣れちゃいますよね??


という事は、色はただの1要素にすぎず、他にもっと大事な要素があるのでは??
と考えられませんかね??

もっと大事な要素、、、
『動き』
『波動』
『シルエット』
そして補助的な要素としての、
『色』
これらのうちのどれかがその時々の状況において、魚の本能に訴えかけられれば魚は口を使ってくれるのかもしれません。
あるいはそれぞれの要素が絡み合って初めて魚が口を使ってくれるという状況もあるでしょう。




ここで最初の話に戻りますが、

「このカラーじゃないと釣れない!!」

「今日のアタリカラーはこれ!!」

といったフレーズは本当にカラーに起因するものなのか??
という事です。
カラーが違えば同じルアーでもシルエットが違って見えますし、ワームなんかでは色によって硬さが変わってくるものもありますよね(要するに動き、波動が変わってしまう)。
ひどい場合は、
「今日はこの色でしか釣れない」
なんていうのは本人の思い込み、という事もありえます。


ただ、色々と経験を積んで自分なりの法則のようなものを見出すことができたなら、そしてそれによってある程度の釣果を得る事ができているのなら、、、
それは正解ではなくても正解に近いものであると言えるのではないでしょうか??

また、好きな色を信じて投げ続けるというのもある意味正解に近いのかもしれません。


って事で核心には触れずに曖昧なまま終わりますが・・・テヘッ
本当はこれ以上書きたい事を書き出すと収集がつかなくなるからですけど・・・。






ちなみに補足(蛇足?)です。
魚は人間ほど広い範囲で光の波長を色として認識する事はできません。
例えば研究が進んでいるブラックバスなんかでは、
波長が短い光、青や紫は人間と同じように色として認識はできないそうです。

色として認識できないという事は光の濃淡でしか見れないという事。
濃い青は濃いグレーで薄い青は薄いグレーといったように。

アオリなんかは色盲(白黒の世界)らしいので、、、個人的にはエギは人の目に見えるカラーに拘るより、色の濃淡や、光の透過率、すなわち透け具合に拘るほうが正解なんじゃないか??って思ってます。


くどいですけど色はただの1要素にしかすぎないと仮定すれば、
『魚に見つけてもらう為のカラーセレクト』
なんかも重要かもしれませんよね。

何せ魚がルアーを見つけられなければ始まらないのですから。。。




なんて捕捉(蛇足)なのに結論めいた偉そうな事を書きつつも、
「ある状況下で魚がルアーを認識するにあたって、ルアーのカラーとルアーの発する波動のどちらがより支配的なのか???」
・・・なんてね、、、いい加減やめておきます


アチキ、どうやら黄色好きらしい


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