2014年02月14日
ギザ申し訳ナス
酔っ払いながら今とは別の場所で書いていた旧釣りブログの数々を眺めていたら、
「昔からこんなような事書いてたんだな~
」
というような記事を見つけたので晒させてください。
過去を見つめ直したいお年頃なので。
あえて当時のままに・・・。
今よりずっと本気でストレートに、、、キーボードと向き合っていたあの頃。
読み返すほどに、青臭くて棘々しいですな
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-2007年12月15日-
『霊峰に守られし聖海 』
「メバルは凪を釣れ」
釣り好きの人なら一度は聞いた事があるだろう。
言うまでも無く、メバルは海が穏やかな時が釣り易い、または良く釣れるという意味で使われている。
しかし、、、
今日の富山県の波の高さは2メートル。
曇り時々雨または雪という予報。
三方を陸に囲まれ、普段穏やかな富山湾での2メートルは、太平洋側では3メートルまたは4メートルの波に相当する。
霊峰立山より流れ込むミネラル豊富な水によって育まれる栄養豊かな海、それが富山湾。
急深地形であるのに栄養に富んでいるという特殊な環境がそこに生きる数々の生物の命を支えている。
…と同時に、それは全国のアングラーから注目を浴びる程の巨大根魚を育むことのできる海であるとも言える。
しかし、雑誌などを見て夢や期待を抱いて遠征してきても信頼できる情報を得られないとほとんどが肩透かしをくらってしまう…それが現実だろう…。
巨大メバルも巨大キジハタも釣り易い(確立の高い)ポイントは県内の数箇所に限られているからだ。
期待と不安に包まれつつ、聖海に着いてみれば予想通り大荒れ。
もの凄い轟音が辺り一帯に響いている。
耳を澄ませばうねり音
はっきり言って、普通の人から見ればこんな日にメバルを狙うのは正気の沙汰ではない。
しかし35upを狙う自分としてはそんな事は言ってはいられない。
あえて大荒れの海でやるのにはもちろんそれなりの理由がある。
・遊泳力のある大型を選んで釣れる
・ポイントを絞りやすい
・人がいない
・無駄にテンションが上がる
自分は尺越えを釣るには正攻法では確立が低いと考えている。
メバルという魚は、30センチに達するまでに10~15年の歳月を要するという。
もちろんその大きさにまで成長できるのは極々一部の固体であろう。
逆に言えば、普通の釣り方では釣れない(釣られていない)…だからこそ、そこまでの大きさに成長できたのだと考える。
したがって尺越え、ましてや35センチオーバーを釣るには人とは違ったアプローチが必要になるのだ。
また、自分がメバル狙いにはオーバーパワーとも思えるエクスプレッション803をメインに使用するのにもそれなりの理由がある。
エクスプレッションという竿は本来、東北の地でボートから50オーバーのアイナメ、ベッコウゾイに主導権を与えず確実に獲る為に作られた『キワモノロッド』である。
普通に考えれば明らかにオーバーパワーなのだが、自分のホーム場所は玉砂利のサーフである。
ゆえに掛けたメバルはどうしても最後に抜きあげるか、ずり上げなければならない。
メバルの一般的な重量は20センチでは100グラム少々であるが、それが尺クラスになると500グラムにも達する。
もちろん一般的なメバル専用ロッドではこのような重量を抜き上げることを想定したものは少ない(抜き上げ時に瞬間的にかかる負荷はその倍以上になる事もある)。
ましてや、35センチオーバーともなればその重量は600~800グラムになるだろう。
一度でも30センチオーバーを掛けたことがある人なら分かっていただけるだろうが、30センチのメバルは20センチのメバルとはまったく異次元の引きをする。
その引きは、腕ごともっていくばかりか細軸の針など簡単に伸ばしてしまうほどである。
ということは、35センチオーバーともなれば…
他にも普通のメバルロッドでは絶対に太刀打ちできない遠投能力、感度を兼ね備えていることもエクスプレッションを使う理由のひとつである。
例のごとく前置きがも~れつに長くなりましたがウネリの中メバッチングスタート。
強烈なウネリ、潮は左から右に流れている様だ。
風が無いのがせめてもの救いか…。
まずはこのウネリの中、沖テトラから離れて捕食活動をしている奴がいないかチェック。
魚の気配が無いのでルアーチェンジして沖テトラを直撃してフォール勝負。
移動しながらの数投目、、、
『コンっ』
あたったがのらない!!
「もしかしてウネリでテトラにベタ付きなのでは??」
と考え、沖テトラ際で垂直にフォールするようにラインコントロール、、、すると、、、
『ゴンっ』
乗った!!
一瞬エクスプレッションがバットまで入るがすぐにバレ(死)
気を取り直してこぼれテトラに絡めるようにデッドスローリトリーブすると、、、
『モゾっ』
とアタリ!!
反射的に合わせてしばらくのやり取りの後、一気に抜き上げ無事ランディング。
メバッチ(28.5くらい…口閉じで29ある??)


画像ブレ過ぎ…いい加減デジカメ買おうかな…
その後潮が止まってアタリも無くなったので岐路に…
しかし目標を達成するにはまだまだ何かが足りない…もっとアホにならねば…
本日のタックル
ロッド:エクスプレッション803
リール:シマノの2500番
ライン:ファイアーライン8ポンド+ナイロン2号リーダー
ルアー:プラグ色々
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2007年当時の状況やその頃の自分の釣りを振り返ってみると、、、
やっぱりただのアホっす

「昔からこんなような事書いてたんだな~

というような記事を見つけたので晒させてください。
過去を見つめ直したいお年頃なので。
あえて当時のままに・・・。
今よりずっと本気でストレートに、、、キーボードと向き合っていたあの頃。
読み返すほどに、青臭くて棘々しいですな

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-2007年12月15日-
『霊峰に守られし聖海 』
「メバルは凪を釣れ」
釣り好きの人なら一度は聞いた事があるだろう。
言うまでも無く、メバルは海が穏やかな時が釣り易い、または良く釣れるという意味で使われている。
しかし、、、
今日の富山県の波の高さは2メートル。
曇り時々雨または雪という予報。
三方を陸に囲まれ、普段穏やかな富山湾での2メートルは、太平洋側では3メートルまたは4メートルの波に相当する。
霊峰立山より流れ込むミネラル豊富な水によって育まれる栄養豊かな海、それが富山湾。
急深地形であるのに栄養に富んでいるという特殊な環境がそこに生きる数々の生物の命を支えている。
…と同時に、それは全国のアングラーから注目を浴びる程の巨大根魚を育むことのできる海であるとも言える。
しかし、雑誌などを見て夢や期待を抱いて遠征してきても信頼できる情報を得られないとほとんどが肩透かしをくらってしまう…それが現実だろう…。
巨大メバルも巨大キジハタも釣り易い(確立の高い)ポイントは県内の数箇所に限られているからだ。
期待と不安に包まれつつ、聖海に着いてみれば予想通り大荒れ。
もの凄い轟音が辺り一帯に響いている。
耳を澄ませばうねり音
はっきり言って、普通の人から見ればこんな日にメバルを狙うのは正気の沙汰ではない。
しかし35upを狙う自分としてはそんな事は言ってはいられない。
あえて大荒れの海でやるのにはもちろんそれなりの理由がある。
・遊泳力のある大型を選んで釣れる
・ポイントを絞りやすい
・人がいない
・無駄にテンションが上がる
自分は尺越えを釣るには正攻法では確立が低いと考えている。
メバルという魚は、30センチに達するまでに10~15年の歳月を要するという。
もちろんその大きさにまで成長できるのは極々一部の固体であろう。
逆に言えば、普通の釣り方では釣れない(釣られていない)…だからこそ、そこまでの大きさに成長できたのだと考える。
したがって尺越え、ましてや35センチオーバーを釣るには人とは違ったアプローチが必要になるのだ。
また、自分がメバル狙いにはオーバーパワーとも思えるエクスプレッション803をメインに使用するのにもそれなりの理由がある。
エクスプレッションという竿は本来、東北の地でボートから50オーバーのアイナメ、ベッコウゾイに主導権を与えず確実に獲る為に作られた『キワモノロッド』である。
普通に考えれば明らかにオーバーパワーなのだが、自分のホーム場所は玉砂利のサーフである。
ゆえに掛けたメバルはどうしても最後に抜きあげるか、ずり上げなければならない。
メバルの一般的な重量は20センチでは100グラム少々であるが、それが尺クラスになると500グラムにも達する。
もちろん一般的なメバル専用ロッドではこのような重量を抜き上げることを想定したものは少ない(抜き上げ時に瞬間的にかかる負荷はその倍以上になる事もある)。
ましてや、35センチオーバーともなればその重量は600~800グラムになるだろう。
一度でも30センチオーバーを掛けたことがある人なら分かっていただけるだろうが、30センチのメバルは20センチのメバルとはまったく異次元の引きをする。
その引きは、腕ごともっていくばかりか細軸の針など簡単に伸ばしてしまうほどである。
ということは、35センチオーバーともなれば…
他にも普通のメバルロッドでは絶対に太刀打ちできない遠投能力、感度を兼ね備えていることもエクスプレッションを使う理由のひとつである。
例のごとく前置きがも~れつに長くなりましたがウネリの中メバッチングスタート。
強烈なウネリ、潮は左から右に流れている様だ。
風が無いのがせめてもの救いか…。
まずはこのウネリの中、沖テトラから離れて捕食活動をしている奴がいないかチェック。
魚の気配が無いのでルアーチェンジして沖テトラを直撃してフォール勝負。
移動しながらの数投目、、、
『コンっ』
あたったがのらない!!
「もしかしてウネリでテトラにベタ付きなのでは??」
と考え、沖テトラ際で垂直にフォールするようにラインコントロール、、、すると、、、
『ゴンっ』
乗った!!
一瞬エクスプレッションがバットまで入るがすぐにバレ(死)
気を取り直してこぼれテトラに絡めるようにデッドスローリトリーブすると、、、
『モゾっ』
とアタリ!!
反射的に合わせてしばらくのやり取りの後、一気に抜き上げ無事ランディング。
メバッチ(28.5くらい…口閉じで29ある??)


画像ブレ過ぎ…いい加減デジカメ買おうかな…
その後潮が止まってアタリも無くなったので岐路に…
しかし目標を達成するにはまだまだ何かが足りない…もっとアホにならねば…
本日のタックル
ロッド:エクスプレッション803
リール:シマノの2500番
ライン:ファイアーライン8ポンド+ナイロン2号リーダー
ルアー:プラグ色々
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2007年当時の状況やその頃の自分の釣りを振り返ってみると、、、
やっぱりただのアホっす


