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2020年04月30日

SARSコロナウイルス-2(新型コロナウィルス)其の二 & ストレス買い➁

新型コロナウイルスの致死率は季節性インフル(0.1%)と同等かそれに近いくらいまで下がるかもしれないよ。

だからと言って、
「じゃあインフルと変わらねーじゃん」
とはならないよって話。




ストレス溜まり過ぎでシマノのハードロッカーXR B710Mと20メタニウムXG LEFT(レフト)も予約しちゃいました(-_-;)




という事で、先日ニューヨーク州から公式にある発表がありましたね。

「3000人に新型コロナウイルスの抗体検査を行ったところ13.9%に抗体有り」

抗体を持っているということは過去に感染していたということ。


仮に、あくまで仮にの話、、、

抗体検査が確実に新コロの抗体だけを拾い、かつ検査確度が高く、さらに3000人が本当に完全に無作為に選ばれたのであれば、新コロの致死率は計算上季節性インフルとほぼ同等となる。

「本当は致死率が低かった!!」

となればそれは本当に嬉しい話。



ではあるのだが…

・致死率がインフルと同じだから恐くない

・致死率がインフルと同じだから今までと全く同じ生活をさせろ

というのは完全にお角違い。

季節性インフルと新型コロナウイルスでは病気の性質が違う。



それと、
前から、最近でもよく見られるのだが、原因が違う死者数を並べて新コロを語るのもお角違い。

毎年交通事故で1万人近く死んでるのだから新コロなんて…とかね。



何故なら、世の中には、

『許容できるリスク(許容せざるを得ないリスク)』

と、

『許容できないリスク』

の2つのリスクがあるから。



例えば交通事故の死亡者は前者の(許容せざるを得ない)リスク。

死亡者をゼロにしたいなら車をゼロにすればいいけど不可能でしょ?



んで、何故新コロを恐れなければいけないかというと、

『現状ではまだどちらのリスクに属するかわからないから』

なにしろ、今現在人類が初めて立ち向かっているウイルスであるから。



死につながる未知のリスクを恐れないというのは生物としてはある種の欠陥である。

敵にどんなリスクがあるのか分かってきて(正体が見えてきて)初めてそれがどちらのリスクに属するのかが判断できる。


だから敵の姿がよく見えないうちは、考えられる様々なリスクを想定してそれに備えるべき。
後にそれが許容できるリスクだったと分かったとしても、それは分かった後に喜べばいいのである。

それがリスク管理(リスクマネジメント)というもの。




話を戻すと、もしインフルと新コロの致死率が同等程度であったとしても病気の性質が違うので、
「今まで通りの生活に戻っていいよ」
とすぐには言えない。


致死率が実は低かった、となっても次に問題となるのは、、、
無症状感染者の存在、感染力を持ち合わせた潜伏期間(無症状期間)の長さ、それと発症者の重症化率の高さ。

インフルでは、感染すると潜伏期間(無症状期間)1~2日を経てほとんどの人が似たような症状を発症して回復に向かう。
新コロでは感染しても、その後長期期間症状が出ないから通常通りの生活を送ってしまい色々な人にうつす。
そして発症すれば一定の割合の人が重症化してICUに入らなければならない。
そして発症後の闘病期間も長い。
それが今分かってきている新型コロナウイルスの性質。

それゆえ重傷者数が溢れて、一旦医療崩壊を起こしてしまうと新型コロナウイルスの致死率は跳ね上がり、それ以外の病気や怪我の患者にも影響が出てしまう。


現在の日本の罹患者数でも都道府県によってはICUが満床かそれに近い状態。
これ以上新コロによる重症者数を増やすわけにはいかない。


じゃあどうする??



①現状の罹患者数(累計の感染者数ではなく現在感染している人の数)を維持するかそれより減らすための社会政策を実施。

➁重症化率を下げる

③新コロに対応できる医療体制を確立する(キャパを増やす)



他にも色々あるだろうが、概ね上記の様なことを実現できれば新型コロナウイルスを許容可能なリスクに近づけていけるかもしれない。


しかし①は実施し続けることはできないので、やはり、


・既存の薬で治療法を確立

・新薬、ワクチンの完成

・新たな検査方法の確立


等が急務。




・・・と、ここまで理系脳の素人が考えた、ただの戯言でしかありません。

これがデタラメなのか正しいのか、それとも参考程度に読み流せば良いのか?



是非、世の中に出回る数々の情報と比べてみて御自身で精査してみて下さい。



デマや非科学的な話しに惑わされず、情報をしっかり整理して正しく恐れましょう。



  

Posted by KYOU at 21:06Comments(0)戯言

2020年04月25日

ストレス買い&SARSコロナウイルス-2(新型コロナウィルス)

個人的にですが、未だに対尺メバル最高評価のロッド、

ルナキアソニック 710(ナナテン)
LKS710MH

ベリーネットで程度の良さそうなものを見つけたので買ってみたら極上品でした(*´ω`*)




話は変わりまして、新型コロナウィルス(SARSコロナウイルス-2)で世界は大混乱しております。


そんな中、おもしろくていつも楽しく見させていただいていた とある釣りブログの記事中で、

「10000人死んでるインフルエンザの方が恐い」

という記述があり、それに対して周りの方たちが誰も反応しないという状況を目にして驚いています。

おそらくそのブログ主の方も、
「もし自分の主張に誤りがあった時に身近な人が誰も指摘してくれない」
なんて事は望んでいないと思うのです...その方の今までの記事を読んで受けた印象では。


という事で、色々な方が時には自分の身を危険に晒してまで研究、報告して下さるおかげで、まだまだ未知の部分はあるにしろ、新型コロナウィルスの実態が少しずつ見えてきています。


『致死率』
季節性インフルエンザ:0.1%(日本では)
新型コロナウイルス:医療崩壊していない状態で2%前後  医療崩壊してしまうと10%以上に跳ね上がる可能性有り
※ ただし今後各国で検査数が増えて隠れ感染者や無症状の感染者数(母数)が増えれば致死率は下がる
※ その国の医療体制や年齢構成比でも致死率は変動する

現在言われている2%前後というのは、年齢別の致死率を無視して考えると1クラス40人が全員感染すればそのうち1人は死んでしまう計算



『感染力(基本再生産数)』
インフルエンザと同等かそれよりやや強い(高い)
※ 国が緊急事態宣言を発してこれだけ日常生活を制限しても感染者数は増えている状況(欧米では日本より強制力をもって実行しても言わずもなが)



『重症化率』
これが特に問題で、新型コロナウイルスでは現状5~20%と言われている(今後これより下がる可能性が高い)。
日本に限っては季節性インフルでは流行期に数十万、百万人クラスで患者が発生しても医療崩壊を起こすには至らないのですが、新型コロナウイルスでは現在の日本の感染者数1万人程度でも地域によっては医療機関は崩壊寸前の状態です。
残念ながら自分の住む富山県も急激な患者数増加と院内感染で医療崩壊寸前の状態と言えます。

一旦医療崩壊を起こしてしまうと助けられたはずの患者も助けられなくなるので死者数は跳ね上がります。


さらに、ワクチンができるまでに最短1年などと言われていますが、一般的にRNA(一本鎖の遺伝子)ウイルスのワクチン開発は難しいので、どの程度の時間がかかるのかは正直なところ誰にもわかりません。
実際同じコロナ族のサーズもマーズもワクチンはできていません(治験にたどり着く前に終息したというのもありますが)。
もちろんもっと古くから存在して人類を死に追いやってきたRNAを持つエイズウイルスも。
そんな中、いくつかの国ですでに治験段階に入っているという情報があるのは救いかもしれません。

感染スピードをできる限り抑えて医療崩壊を防ぎつつ集団免疫を獲得すれば…という話もよく聞かれますがコロナ族のウイルスは免疫を獲得しても数カ月から1年程度でそれが消え失せてしまうので、、、
新コロもそれと同じであればゆっくり免疫を獲得していっても数カ月から一年後には初期に免疫獲得した人たちはすでに免疫が無い状態に戻っている可能性が高い…。


それゆえ、
「一旦終息したように見えても第二波、第三波が襲ってくる可能性が高い。」
と、すでに各国の研究機関が警鐘を鳴らしています。

とはいえ、まだまだ解明されていない事が多いウイルスですので今後どうなるか予測はたてられても実際にどうなるかは誰にもわかりません。
ここまで書いたことがしばらく後には変わっているかもしれません。


現状、既存の薬から新コロに有効なものを見つけるか、新薬、ワクチンの開発待ちというのが現実です。




最近、

「正しく恐れる」

よく耳にしますが、、、

デマや不正確な情報に翻弄されず、できる限り正確な情報を知ったうえで恐れて、「自分や家族を守るため」、「他人を守るため」の行動をしてくださいという意味です。

少なくとも自分はそう考えています。



  
Posted by KYOU at 00:35Comments(0)