2017年12月25日
最近思うこと

釣具を弄っていたら突然呟きたくなった

自分は実際に触ることのできないロッドを買う時は、まずスペックをじっくり眺めて色々な深読みをします。
その辺の話はいつか書くかもしれませんが今回は触れません。
次にメーカーの謳い文句に目を通して、ロッド開発者(テスター)の説明等があればじっくり読みこんでここでは色々と裏読みをします。
人によって文章力も表現力も・・・釣りのスタイルもポリシーも違うのでここでの『裏読み』は大事

自分と釣りのスタイル、ロッドに対するポリシーが似ている人のプロデュースしたロッドなら殆ど
『ハズシ』はないのですが・・・。
最近いくつか『ハズシ』をくらったので反省しておるのであります。
それも、開発者さんの釣りをもう少しよく観察していれば気づけていたものもあったので

ここで例えばの話ですが・・・
ベイトタックルでキャストをする時、スリーフィンガー(トリガーの前に指が3本来る状態)でパーミングしたまま投げる人がプロデュースしたロッドを買うと・・・
基本に忠実にワンフィンガー(トリガーに指を1本だけ掛けた状態)に持ち替えて投げると、
グリップから小指がはみ出して違和感バリバリ!!
だったり・・・。
これまた例えばの話ですが・・・
繊細なスピニングタックルで釣りをする時に、変則のフォーフィンガースタイル(リールフットの前に指が4本ある状態)の人が、
「バッチリ重量バランスでてますよ!!」
なんて言っているロッドを買って基本に忠実にツーフィンガースタイル(リールフットを中指と薬指で挟んだ状態)で持ってみると・・・
先重りするやんけ!!
となったり。
ま、あくまで例えばの話ですが。
釣りが変われば、道具が変われば当然『基本』は変わる・・・これ大前提。
しかしその釣りにおいて一番合理的な動作やスタイルと思われるのでそれは『基本』と呼ばれるわけである。
勿論『間違った基本』も溢れているのだが、
それは『基本』ではなく『誤り』と言う。
故に・・・仮に誤った動作やスタイルで釣りをする人のプロデュースする道具があったとすれば、それを考慮して想像しなければいけない。
中には良心的、、、というか自分のモノ作りに責任を持って情報を発信してくれている人もいる。
「この釣りにおいてはフォアグリップを持ってアクションを付けたり、やりとりをした方が有利な場面が多いので、フォアグリップを持つ事を前提にしてロッドのバランス出しをしています。」
とか。
皆が皆、
「敢えてこうする事でメリットが生まれるから、それを前提で作っているよ!!」
とは言ってくれないわけで・・・。
さて、また誤解されそうな事を連々と書いてしまったが、ここらでやめて釣具の整備に戻ります。