ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2023年01月31日

【タブー】ハードソリッドの謎

最近よく聞きませんか??

「HS(ハードソリッド)」

なるもの。


アジングロッドやチニングロッドでよく採用されてますよね。

そもそもチューブラー(中空)のティップと、頭に「ハード」とつかない普通のソリッド(身の詰まったカーボン)のティップを比べた時、
ソリッドがチューブラーに勝る点は、、、

・しなやかさ(操作感度アップ)
・折れにくさ
・細くできる

逆に短所となるは、

・反響感度で劣る
・重くなる
・反発が弱くなる(戻りが遅い)
・「繋ぐ」という工程が必要になる

等など。



他にも長所短所色々あるのですが、、、
アジングロッドなんかで分かってる人がよく考えて(しっかりテストして)作られたロッドなんかは、リグが今どこにあるのか手に取るように分かって、

「ソリッド良い仕事してるよね!!」

となるのですが、いい加減に作られたものは…なのです。



そこでさらに登場するよく分からないやつら、

ハードソリッド!!

だったり、

高弾性ハードソリッド!!!

が登場するのですが…要は硬いソリッドですね。


採用してるロッドの解説を読んでみると、ハードソリッドが操作感を・・・とか、ボトムの感触を・・・とか色々書いてあるわけですが、


ソリッドの恩恵を受けられない硬くて重いティップをロッドの先端にわざわざつけなくてもチューブラーでいいじゃん(-_-;)

と考えてしまうのです。



実際ジグ単メインでリグの操作感を売りにしたハードソリッドのアジングロッドを持っていますが、

「操作感・・・??」

と感じています。



とんでもなく硬くしないと反響感度でチューブラーに勝てない?のだから、わざわざ重いものを先端に繋がず素直にチューブラーにすればいいじゃん、とも思うのです。

特に7フィートオーバーの長いロッドで先端に重いものをつけると、
「てこの原理」
でそれだけロッドバランスに影響を与えるので…。



それでもいくつかのメーカーさんがハードソリッドを推しているのは、

・単純に間違いに気付いていない
・宣伝しやすい
・商売的に有利な要素がある(折れにくい→交換が減る→結果利益率アップ?)

等々、
「なにかしら理由がある??」
と勘ぐってしまいます。


いや、そもそもソリッドのチニングロッドは使ったことが無いし、、、
まだ自分の知らない世界があるのかもしれないのでハードソリッドの本当の長所(チューブラーに対してのアドバンテージ)を知っている方がおられましたら教えて下さい。
・・・本気でそう思っていますので。