2017年11月15日
ジリオンSV TWとスキップツーとPRMと・・・

プロズワン ロックトランジット RTC-822EXH スキップツー
ダイワ ジリオンSV TW 1016SV-XXHL
と、おまけで、
アブ Revo PRM 2500SH
おまけはおまけなのだが、スキップツーとジリオン、早速使ってみたのでたまには真面目にタックルの考察。
まずはスキップツー。
8フィート2インチというレングス。
リアグリップ長が『異端児』と言えるほど長いので実際の有効レングスは7フィート10インチ程度のロッドと同等である。
このリアグリップ長は、合わせからファイトに至るまで根魚にガチファイトを挑む為には必要だし、8フィート超えのロッドのバランスをバランサー無しで調律するのにも必要(ちなみにバランサーが入っているのかは知りません)。
しかし、
「ちょっと足元が気になってショートキャスト。」
という状況では邪魔になる。
特にサイドハンドキャスト。
しかしそれを承知の上で使うのであれば問題は無いはず。
有効レングスについては、ティップからしっかりと張りがあるので約7フィート10インチ分をしっかり使い切れる。
ティップから張りがあると言ってもガチガチという感じでもない絶妙なところを突いている。
表現が難しいが、ボトムでテキサスをストレスなく使える硬さだと思ってもらえばいい。
そして気になるバランスは・・・
はっきり言って先重りはある。
自分の表現では『平行バランス』にあたるバランス。
プログをアップした後で思い出した!!
これはコンバットスティックテムジンエゴイストのバランスによく似てる・・・古っ。
8フィート台でこのパワーと調子の根魚ロッドだと、これだけリアグリップ長をとってもフロント側の重さは消しきれないようだ。
しかし半日使ってみても先重り由来の疲れは感じなかった。
メーカーホムペの説明文から受け取った自分のイメージとは若干ズレがあったが、しっかり考えて調律されたバランスである。
感度はというと、、、どちらもPEだが特性の異なる2種類のラインを使ってみたが良いと思う。
半日使い込んでみて取り敢えず分かったのは、
「もっともっと使い込んでみたい。」
と思えるロッドであるということ。
中距離ガチゲーム用ロッドはこれで決まりとして、、、
お気楽ちょいガチゲーム用に天龍のヴォルテックス74Bも気になるが・・・。
破産寸前だしラークシューターキジハタスペシャル73ML改もあるので我慢しよう。

次にジリオン。
最初に断っておくがダイワのベイトは久しぶりなので参考程度に読み流して頂きたい。
たしか最後に買ったダイワのベイトが初代ジリオンHLC。
で、久しぶりのダイワのベイトはどうかということで・・・。
ちなみにスプールは使う前からいきなり交換していて、G1素材のシャロースプール。
それにPEの1.5号を100メートル巻いた状態。
10グラムシンカーのテキサスでリグのトータルウェイトは12グラムくらいか?
マグブレーキのダイアルが20段もあるので取り敢えず真ん中の10から始めてみた。
爆風横風の中投げてみると、
ゲェォォ~ん
うん、ダイワだ

昔より音は小さくなっているが音質は変わってないね。
しかしキャスト直後から凄い失速感を感じた。
そこでマグダイアルを7まで落としてみたがやはりかなりの失速感を感じる。
風のせいなのかブレーキのせいなのかいまいちわからなかったので風裏に移動・・・そういえばあの風の中でバックラ無し。
そよ風程度の中、徐々にマグを緩めていくと5まで落としたところで良い感じに距離が伸びてきた。
しっかりブレーキは効いているけれど中々気持ち良い飛び方をする。
ダイヤルを4まで緩めてみたけど普通に投げられるし糸が浮く感じもしない。
飛距離も中々良い感じ。
試しにブレーキはそのままでシンカーを7グラムまで落としてみたが普通に投げられる。
ピッチングも問題なし。
「お~、進化してる。」
というのが率直な感想。
しかしこの辺でラインが気にくわなくてリールを変えてしまったので次回は更にマグを緩めてみようかと・・・。
大丈夫なのか??

最後におまけでPRM。
最初に触ってみた時はとんでもない、
『ポンコツ』
っだったのだが・・・。
くわしくはこちらを参照。
我慢しながら使っているうちに気がつけば、、、
回転は滑らかになってるし、いつのまにか周期的に発生していたシャリシャリ音も消えていた。
おまけに巻き抵抗も小さくなったような。
こうなると俄然愛着が湧いてきてハンドルノブのカラーをベアリングに交換・・・さらに良い感じに。
そういえばMGXも使っているうちに回転が滑らかになったし、PRMは使い倒す覚悟があるなら買いなのかもしれない。。。