2015年11月12日
知ってるようで知らない話②
当たり前すぎるので教えてもらえなかったり、
雑誌にも書いてなかったり、
意外と知っているようで知らない(気づいてない)人もいるかもしれない話②。
好評につき②・・・嘘です

『ベイトとラインとバックらと・・・。』
『バックラッシュ』
それはベイトリールを使う限りは避けては通れない現象。
でも意外と知らない事もあったり・・・するかもしれない。。。
「PEラインはバックラッシュしやすい。」
こんな都市伝説。
嘘です。
PEラインはベイトで使うその他のライン、フロロ、ナイロンと比べるとコシが無い(復元力が弱い)。
それ故、少しでも糸の出(で)よりもスプールの回転スピードが上回ってしまうと浮いた糸がキンクしやすい(絡まリ易い)。
そんなイメージだと思います。
それに関してはあっているのですが・・・
慣性の法則ってありますよね??
一旦動き出したら質量の大きい物ほど動き続けようとする。
みたいなやつ。
質量の大きい物ほど動かすのに必要なエネルギーは大きい。
質量の小さい物ほど動かすのに必要なエネルギーは小さい。
だったりもするやつ。
フロロ、ナイロン、PEの三種類の内、一番比重が小さいのがPE。
フロロ:約1.8
ナイロン:約1.1
PE(ダイニーマ):0.98
大体こんな感じです。
しかしコレは素材自体の持つ比重。
ぱっと見、ナイロンとPEだとそれほど変わらないように感じますが・・・
PEはダイニーマ繊維の編み糸なので同じ太さでも実が詰まっていない。
要は余分な空間(隙間)があります。
なのでナイロンと同じ外形でも実際の比重はもっと小さくなります。
で、比重とバックラッシュはどう関係するのかというと・・・
簡単に言ってしまえば慣性の法則によって比重が軽いラインほどバックラッシュはしにくい。
スプールに巻いた糸の重量って意外と大きいのです。
重いものほど止まり難い ≒ ブレーキが利き難い
軽いものほど止まり易い ≒ ブレーキが利き易い
スプールの総重量(スプール+ライン)が軽いほど軽い力で回りだし、且つ止まり易い。
要は3種類の内で、一番スプールの総重量が軽くなるPEが一番ブレーキが効きやすく、糸が浮きにくいのです。
試しにフロロでバックラッシュしないようにセッティングしたリールで見た目の糸巻き量が同じPEをキャストしてみてください。
まずバックラッシュしません。
見た目の糸巻き量が同じならスプールの総重量はPEラインを巻いた物の方がかなり軽くなります。
結果ブレーキが効きやすくなるので、ラインの放出スピードとスプールの回転スピードの差を吸収しやすくなるのです。
PEがバックラし易いというのは、
「腰が無いので一瞬でも糸が浮くと絡まりやすい」
「一旦絡まると解きにくい」
というマイナス面からくるイメージと考えられます。
しかし実際は同じブレーキ力だと一番バックラッシュしにくいのはPE。
攻めたブレーキセッティングだとバックラッシュが多い順に、
フロロ > PE ≧ ナイロン
こんな感じじゃないでしょうか??
あと余談ですが・・・
糸巻き量が減ってくるとバックラしにくくなる理由は主に2つあります。
ひとつ目は糸巻き量が減ったことでスプール総重量が減って慣性が小さくなるから。
注:特にスプールの回転軸から距離が遠い所に重量物(糸)があるほど慣性(慣性モーメント)は大きくなります。
ふたつ目は糸巻き量が減ると、同じ初速でルアーが解き放たれてもスプールの回転速度がより速くなるから。
ベイトリールのスプールは何の抵抗も無く回っているように見えますが、実際は回転を妨げようとする色々な抵抗(メカニカルブレーキによる抵抗も含む)がかかっています。
この抵抗、、、回転速度が速くなるほど大きく作用します。
あとサブブレーキ(キャスコン)に関しても、マグネット方式、遠心方式共に回転速度が高まる程強く効くという性質があります。
結果糸巻き量が少なくなるとスプール自体が軽くなり、回転速度が高まることで回転抵抗、ブレーキによる抵抗がより強く作用するようになりバックラッシュしにくくなるのです。
酔っぱらいのテケトー端折り文章ですいません
おかしな箇所があればご指摘下さい。
雑誌にも書いてなかったり、
意外と知っているようで知らない(気づいてない)人もいるかもしれない話②。
好評につき②・・・嘘です


『ベイトとラインとバックらと・・・。』
『バックラッシュ』
それはベイトリールを使う限りは避けては通れない現象。
でも意外と知らない事もあったり・・・するかもしれない。。。
「PEラインはバックラッシュしやすい。」
こんな都市伝説。
嘘です。
PEラインはベイトで使うその他のライン、フロロ、ナイロンと比べるとコシが無い(復元力が弱い)。
それ故、少しでも糸の出(で)よりもスプールの回転スピードが上回ってしまうと浮いた糸がキンクしやすい(絡まリ易い)。
そんなイメージだと思います。
それに関してはあっているのですが・・・
慣性の法則ってありますよね??
一旦動き出したら質量の大きい物ほど動き続けようとする。
みたいなやつ。
質量の大きい物ほど動かすのに必要なエネルギーは大きい。
質量の小さい物ほど動かすのに必要なエネルギーは小さい。
だったりもするやつ。
フロロ、ナイロン、PEの三種類の内、一番比重が小さいのがPE。
フロロ:約1.8
ナイロン:約1.1
PE(ダイニーマ):0.98
大体こんな感じです。
しかしコレは素材自体の持つ比重。
ぱっと見、ナイロンとPEだとそれほど変わらないように感じますが・・・
PEはダイニーマ繊維の編み糸なので同じ太さでも実が詰まっていない。
要は余分な空間(隙間)があります。
なのでナイロンと同じ外形でも実際の比重はもっと小さくなります。
で、比重とバックラッシュはどう関係するのかというと・・・
簡単に言ってしまえば慣性の法則によって比重が軽いラインほどバックラッシュはしにくい。
スプールに巻いた糸の重量って意外と大きいのです。
重いものほど止まり難い ≒ ブレーキが利き難い
軽いものほど止まり易い ≒ ブレーキが利き易い
スプールの総重量(スプール+ライン)が軽いほど軽い力で回りだし、且つ止まり易い。
要は3種類の内で、一番スプールの総重量が軽くなるPEが一番ブレーキが効きやすく、糸が浮きにくいのです。
試しにフロロでバックラッシュしないようにセッティングしたリールで見た目の糸巻き量が同じPEをキャストしてみてください。
まずバックラッシュしません。
見た目の糸巻き量が同じならスプールの総重量はPEラインを巻いた物の方がかなり軽くなります。
結果ブレーキが効きやすくなるので、ラインの放出スピードとスプールの回転スピードの差を吸収しやすくなるのです。
PEがバックラし易いというのは、
「腰が無いので一瞬でも糸が浮くと絡まりやすい」
「一旦絡まると解きにくい」
というマイナス面からくるイメージと考えられます。
しかし実際は同じブレーキ力だと一番バックラッシュしにくいのはPE。
攻めたブレーキセッティングだとバックラッシュが多い順に、
フロロ > PE ≧ ナイロン
こんな感じじゃないでしょうか??
あと余談ですが・・・
糸巻き量が減ってくるとバックラしにくくなる理由は主に2つあります。
ひとつ目は糸巻き量が減ったことでスプール総重量が減って慣性が小さくなるから。
注:特にスプールの回転軸から距離が遠い所に重量物(糸)があるほど慣性(慣性モーメント)は大きくなります。
ふたつ目は糸巻き量が減ると、同じ初速でルアーが解き放たれてもスプールの回転速度がより速くなるから。
ベイトリールのスプールは何の抵抗も無く回っているように見えますが、実際は回転を妨げようとする色々な抵抗(メカニカルブレーキによる抵抗も含む)がかかっています。
この抵抗、、、回転速度が速くなるほど大きく作用します。
あとサブブレーキ(キャスコン)に関しても、マグネット方式、遠心方式共に回転速度が高まる程強く効くという性質があります。
結果糸巻き量が少なくなるとスプール自体が軽くなり、回転速度が高まることで回転抵抗、ブレーキによる抵抗がより強く作用するようになりバックラッシュしにくくなるのです。
酔っぱらいのテケトー端折り文章ですいません

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Posted by KYOU at 22:19│Comments(0)
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