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2019年01月24日

魚は釣り糸、見えてます

魚は釣り糸が見えているのか??

昔からよく釣り人の間で話題になるこの疑問。

実は研究者の間では結構前から答えは出ています。

で、その答え…



「魚は0.1号の糸でも見えてます。」



では何故釣り糸の先のルアー(エサ)を食べるのか??

その答えは、

「魚は釣り糸を釣り糸と思っていないので気にせずルアー(エサ)を食べる。」

ただそれだけなのです。

もちろん学習すれば話は違ってきます。

ただそれについて書きだすと話がめちゃくちゃ長くなるので今回はやめておきます(-_-;)




魚の視力は魚種によって違いますが、大体 0.1~0.5 と言われています。

ただ、視力が0.1~0.5だと言っても人間の0.1~0.5とは違います。


視力0.1の魚を例にすると…


人間の目は水晶体(レンズ)の厚さを変えることでピントを合わせますが、魚はレンズの厚さを変えるのではなく、レンズの形はそのままで網膜との距離を調節することでピントを合わせます。

従って見ようとしている対象物がピントを合わせられる距離に収まっている限りはずっと0.1で見えているのです。


そして、視力が0.1あれば目の前の0.1号の太さの糸(フロロでもナイロンでもエステルでも)は間違いなく見えています。




「糸を細くしたら今まで喰わなかった魚が喰ったんだけど??」

「喰い渋ったら糸を細くするのは常識だろ??」



等々疑問に思われる方も多いかもしれません。

しかしそれは、糸を細くして見えなくなったから食ったのではなく、

元々そのエサの動きが不自然等、何らかの原因で警戒していて、

糸を細くしたことでその原因が取り除かれた、若しくは緩和されたから喰ったのだと解釈しないといけません。





ちなみに今回の記事、何が言いたかったかというと、、、




釣りにハマると色々深く考えることが増えると思います。

しかしその時にはどうしても人間基準で考えてしまいがち。

「魚は人間とは全く別の生き物である。」

という前提で考察しないと迷宮にはまってしまうかもしれないよ、ということでした。










  

Posted by KYOU at 09:10Comments(0)【【裏的思考】】